Movable Type導入奮闘記3

それでは、いよいよMovable Type自体の設定に入っていくことにする。
この設定は、自前でサーバーをたてている人ではなく、プロバイダから自分用のホームページ公開ディレクトリをもらっている、ごく一般的な人々を対象のものである(何たって、僕自身そうだからね)。
CGI本体と設定ファイルを書き換えていくのだが、Mac OS Xの場合、特に何もそろえる必要がない。
WindowsなどではUNIXのファイルが開けないから、エディタを探してこなくてはいけないが、Mac OS Xなら標準の「テキストエディット」で十分。
これって、UNIXベースの強みだね(^^)


まずは、本家のHPにあるインストール用のドキュメントに目を通そう(もちろん英語)。
http://www.movabletype.org/docs/mtinstall.html
最初にすることは、自分のプロバイダのPerlへのパスを調べること。
プロバイダに問い合わせてみるのが一番確実だが、Mac OS Xであれば、ターミナルを使って、サーバにTelnetでつなげて調べることもできる。
僕の場合、Perl4とPerl5とでパスが違うので、プロバイダに直接聞いた方が確実だった。
一般的には「usr/bin/perl」なのだが、僕の場合「usr/local/bin/perl」である。
次のCGIファイルをテキストエディットで開き、最初の一行目を書き換えなくてはならない。
mt-add-notify.cgi ,mt-check.cgi ,mt-comments.cgi ,mt-load.cgi ,mt-send-entry.cgi ,mt-tb.cgi ,mt-search.cgi ,mt.cgi ,mt-xmlrpc.cgi , and mt-view.cgi
つまり、
#!/usr/bin/perl

#!/usr/local/bin/perl
に書き換えて保存していくのである。
至って、簡単な作業である。
これが済んだら、今度は設定ファイルに手を加える。
「mt.cfg」をテキストエディットで開き、次の部分を書き換える。
# Movable Type uses the CGIPath setting to construct links back to
# CGI scripts; for example, the MT tag <$MTCGIPath$> is substituted
# with the value of the CGIPath setting. You will need to change this
# value when you first install MT; instructions for doing so are in
# the Installation Instructions, in INSTALLING THE MOVABLE TYPE
# APPLICATION CODE, Step 3.
CGIPath http://WWW.YOUR-SITE.COM/PATH/TO/MT/
上記の部分を、自分がどのディレクトリにMovable Typeをインストールするかよく考えて書き換えるのである。
僕の場合、自分のHP用のディレクトリである「public_html」に「mt」というディレクトリを作って、そこにインストールすることにしたので、以下のように書き換えた。
CGIPath http://www1.linkclub.or.jp/~mrtone/mt/
これで、Movable Type固有の設定はおしまい。
次は、日本語を表示するための設定に移ることにする。

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