「ぞうれっしゃがやってきた」

今日はうちの長男と次男が「ぞうれっしゃがやってきた」の合唱に参加して、尼崎のピッコロシアターで歌ってきた。
「ぞうれっしゃがやってきた」は小出隆司/原作・清水則雄/作詞・藤村記一郎/作曲の合唱構成劇である。名古屋市の東山動物園にいた4頭の象たちが、戦争の中で2頭が飢えと寒さで命を落とし、当時の職員の懸命の努力で2頭が生き残り、戦後その象を見るために特別仕立ての「象列車」が走ったという実話を元にしている。
戦争中は危険ということで数多くの動物たちが毒殺や銃殺で命を奪われていったのであるが、そのような状況の中でも、象たちの命を守るために懸命の努力をした人たちがいたことに心が熱くなる。
どんなに追い込まれた状況でも、人間らしい心を失わない強さは、これからますます大切になっていくだろう。
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ちなみに、うちの息子達は長男は「上品」に合唱に参加し、次男はノリノリで歌いまくっていた(^^)
子ども達の心に、平和への思いが育ってくれれば、親としてこれほどうれしいことはない。
今回のコンサートの主催団体であった「阪神センター合唱団」が歌った「ねがい」という歌が、とても心に響いた。
9.11のテロの際に、広島の中学生が作った平和宣言を元に、いろんな人の交流の中で生まれた曲とのこと。
歌詞も素敵だったので、明日はこの歌について是非エントリーしたい…

3 個のコメント

  1. ご子息も合唱をやっておられるのですね。
    そうやって音楽を通して自然に平和の尊さを学ぶというのはとっても大切なことですね。
    子供のころ少年少女合唱団に憧れていました。^^;

  2. 今回はたまたま縁があって参加させてもらったという感じで、いつも合唱をやっているわけではないんですけどね。
    でも、子どもたちにとってはいい経験だったと思います。
    和太鼓とよさこいソーランなどの出し物もあったのですが、長男はそっちのほうに興味を示し、「是非やってみたい」とのこと。
    やらせてみてもいいかもしれませんね。
    僕のほうは、久しぶりに合唱の血が騒いできました。
    歌いたいですね。ストレス解消にもいいし(^^)

  3. いつか親子で合唱ができたらいいですね。
    わたしもやりたいです~。

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