瀕死のNewtonを蘇生させる!

実は愛用のApple MessagePad 2100が三日前ぐらいから、調子がおかしくなっていた。
起動はしているのだが、液晶パネルが反応せず、操作ができなくなってしまったのだ。
それを、分解して掃除するという荒技で、無理やり蘇生させた顛末記である。
以下は、復活を記念して撮った、僕のNewtonのスクリーンショットである。
screenshot_of_newton.gif


忙しいこともあって、バッテリーが切れているのを気にしてはいたのだが、そのまま放っておいたところ、起動しなくなってしまったのだ。
まあ、これは内蔵バッテリが完全に放電したためだろうと軽く考え、アダプタにつけてしばらく充電していた。
そのうち起動するようにはなったのだが、今度はダイアログを閉じようと液晶をタップしても、うんともすんとも反応しない。
さすがの僕もだんだん焦ってきた。
試しにキーボードをつないでみると、ダイアログを閉じることはできる。
ということは、やはり液晶が壊れてしまった…
…冷や汗たらり。もう製造も終わり、部品もないのにどうしたらいいんだ…
mixiで僕が管理人をしているNewtonのコミュニティで相談してみると、The Newton Notesというサイトを教えてもらった。
とても丁寧に作り込まれているサイトで、オーナーのNewtonへの愛が伝わってくる好感の持てるものだったが、残念ながら僕のほしい情報はない…
しかたなくネットをくぐってみると、同じトラブルの人がロジックボードを自分で入れ替え、直したという情報を、Newton 空間で得る。そこからのリンクで、Newtonを未だに販売しているJ&K Sale, Inc.へ飛んでみると、2100のロジックボードを$35程度で売っていた。
仕方がない、どうせ使えないんだから試しに僕もやってみるかと、2100の分解に挑戦。
ねじも全てはずし、ケースを開こうとしたが、結局うまくいかなかった(:_;)
とりあえず内部のほこりを息で吹き飛ばし、ケースを閉じてアダプタをつけてみると…
「じゃーん」という音がして、アライメントを調節する画面が現れた。
おそるおそるタップすると、「ぴ」という音とともに、ちゃんと反応した。
やったー!
文字通り「息を吹き返した」のである。
データは全て残っていて、完全に復帰することができた。
よかったよかった。
しばらく放っておいてごめんよ。ちゃんと使ってあげるからね、と心から思った一日だった(^^)
PS.
ネットをさまよった副産物として、Newtonユーザなら誰もがお世話になった、Newton Atmarkいいぬまてつやのあやしいせかいが、それぞれBlogで再出発しているのを知った。
やはり、これからはBlogですね。

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