Mastodon地域インスタンス「箕面どん」をv.2.5.0にアップデートしました

今週の9月3日(月)の早朝、Mastodonの最新版v.2.5.0がリリースされた。
今回のバージョンでは「relay server」を設定できたり、「カスタムCSS」の編集ができるなど、いろいろな機能アップがある。
詳しくはリリースノートを見てほしい。
https://github.com/tootsuite/mastodon/releases/tag/v2.5.0

リリースノートを見ると、「Node.jsの8系をインストール」と書いてある。
僕が箕面どんに使っているサーバー「さくらのクラウド」では6系である。

# node -v
v.6.13.1

これを8系にバージョンアップしようとして、ちょっとはまったので、その辺りを書いておきたい。
基本的に参考にしたのは、下記のページである。
Mastodonで使用するNode.jsをアップデートした

上のページのリンク先にある情報のように、

# curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_8.x | bash -
# yum install -y nodejs gcc-c++ make

としても、Node.jsの8系はインストールされない。
同じ6系の最新バージョン?がインストールされるだけである。

# node -v
v.6.14.4

# yum -y remove nodejs

をして削除しても同じである。
いろいろググってみると、以下のような情報を見つけた。
yumでのnodejsのバージョンアップにはまった話と解決方法

ここを読んで気づいたのだが、もしかしたらNode.jsの古いrpmが残っていて、悪さをしているのかもしれない。さくらのクラウドでは、スタートアップスクリプトでyumでNode.jsをインストールしているので可能性はある。
そこで、下記のコマンドを売って、古いrpmを削除する。

# rm /etc/yum.repos.d/nodesource-el.repo

この様子は随時箕面どんにツゥートしていたのだが、その様子を見て詳しい方から助言をいただいた。
「epel」を無効したらどうかというものである。
僕もインストール画面でこの表示が気になっていたし、試しに無効にしてみた。

# vim /etc/yum.repos.d/epel.repo

上の方にある「enabled=1」を「enabled=0」に書き換える。

ここまで準備した上で、古いNode.jsを削除し、yumの設定を一旦クリアする。

# yum -y remove nodejs
# yum clean all

その上で、初めと同じコマンドを打つ。

# curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_8.x | bash -
# yum install -y nodejs gcc-c++ make

ザーとインストールが進んで、ちゃんと8系になった。

# node -v
v.8.11.4

Mastodon v.2.5.0をインストールする手順はいつもと同じである。
ただリリースノートには「SKIP_POST_DEPLOYMENT_MIGRATIONS=true」を打って、Mastodon serviceをリスタートしてから、再度db:migrateをするように書いてあるが、よくわからなかったんで省略した(^^ゞ
そのせいか、db:migrateではいろんな文字列がザーと流れて、かなりの時間がかかったが、他の鯖缶の方の話ではそれで正常らしい。
CentOSを再起動したら、問題なく2.5.0のアップデートされていた。丸1日経ったが、特に問題は出ていない。
もし、不正確なところや間違っているところがあれば、教えていただきたい。

それでは、素敵なマストドンライフを!

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