アフガニスタンとイラク

今日、たまたま行った図書館のロビーで、アフガニスタンとイラクにおける、一般のメディアでは流されない写真展をやっていた。
展示されている写真を見て、大国のやっていることの残酷さに改めて怒りを感じた。
それぞれに言い分はあるだろうが、戦争の最大の被害者は、やっぱり一般の市民、それも子どもたちであることを再認識した。
そこには「戦争反対」の意見が書かれた横断幕も張られていた。いろんな人が自分なりの反戦の思いを書き込んでいた。
それはそれでいいのだが、気になったのはその中に暴力的な表現がいくつか散見できたこと。
例えば「ブッシュ、死ね!」とか「消えろ!」、「小泉(首相)のバカ!」などである。
これって、結局自分と価値観の違う相手を全否定する態度では、ブッシュ・小泉と本質的に違いはないのではないだろうか。
僕たちが目指さなくてはいけない世界というのは、実際の銃であれ、言葉の暴力であれ、自分とは違う人間を暴力で支配するのではなく、お互いが対等で平和的な関係を作っていける世界ではないのだろうか。
知らず知らずに、平和を求めているはずの人たちまでが、「暴力」にとりつかれていないか。
そんなことを感じた1日だった。

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