Movable Type 2.661へUpgrade(Mac OS X 編)

いよいよMovable Type 3.0がリリースされ、今更といった感ではあるが、MT 2.661へのアップグレードの方法をエントリーしたい。
実は、旧tonetalkでこの話題でエントリーしようとして、データベースを壊してしまったのである…
その後、サーバを乗り換え、一からインストールし直し、MySQLを利用するようにして今に至っているのであるが、復旧や新しい話題のアップに忙しくて、すっかり忘れてしまっていた。
MT 3.0の日本語版がでたら、このエントリーにも意味がなくなってしまうので、それまでにとりあえずアップしておきたい。
同時に、これはこれまで日本語化パッチを提供し続けてくれたMilanoさんdhさんへの、感謝の気持ちを込めたものでもある。
これからも、いろいろ教えてくださいねm(__)m
さて、今回は、Mac OS X 10.2.8でターミナルを使って、パッチを当てるやり方をスクリーンショットを使って紹介するなど、初心者の人にもわかりやすくしたつもりなので、参考にしていただきたい。


まずは、Movable TypeのDownloadページから、MT 2.661の「Upgrade Version」を「Gzipped TAR」形式でダウンロードして、解凍しておく。
次に、Milanoさんの日本語化パッチのページから、OS X/Unix版をダウンロード。
解凍すれば、以下のようなファイルができているはず。
mt2661upgrade1.jpg
この中の「README_by_hirata.txt」を参考に、以下の作業を進めていく。
上の図の「lang-ja」フォルダを、「MT-2.661-upgrade」の中の「images」フォルダの中にコピーする。
mt2661upgrade2.jpg
そして、自分のWeblogの文字コードに合わせて、「MT.euc.patch」か「MT.utf8.patch」のどちらかを「MT-2.661-upgrade」フォルダにコピーする(tonetalkはUTF-8。以下はその前提で説明していく)。
mt2661upgrade3.jpg
ここまで準備できたら、いよいよターミナルを立ち上げる。
見つからない場合は「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダの中を探してほしい。
立ち上がったら、半角英数で「cd」と打ち込み、半角スペースを入れる。
mt2661upgrade4.jpg
そして、ここがポイント!
このターミナルのウィンドウに、「MT-2.661-upgrade」フォルダをドラッグ・アンド・ドロップするのである。
mt2661upgrade5.jpg
こうすると、「MT-2.661-upgrade」フォルダまでのフルパスが簡単に表示される。
Mac OS XはFinderでの見え方と、実際の階層がかなり違うので、この方法が一番簡単でお勧めである。
mt2661upgrade6.jpg
そして「リターンキー」を押すと、見事「MT-2.661-upgrade」フォルダに移動することができる。
mt2661upgrade7.jpg
ここで、「patch -p1 < MT.utf8.patch」と打ち込む。 mt2661upgrade8.jpg
リターンキーを押すと、パッチが当てられて、以下のような文字列がずらすらーと表示されるはずである。
mt2661upgrade9.jpg
こうなれば、日本語化パッチは成功。
あとは「MT-2.661-upgrade」フォルダ内のファイルを、サーバにアップしていく。
そのときに、「images」フォルダは「バイナリ」で、それ以外は「ASCII」モードでアップすることをお忘れなく。
CGIのパーミッションは「755」になるように。
「mt.cgi」にアクセスして、「Edit Profile」で自分のプロファイルの編集画面に移り、「Prefered Language」で「Japanese_を選択し、「SAVE」すれば、メニューが日本語になるはず。
うまくいったでしょうか?
MT 3.0日本語版は、間もなくリリースされるようです。
そうすれば、このような手間からは解放されるでしょうが、その分「自分で作った」という感覚はなくなるでしょうね。
どっちがいいのか…。
このような手間も、Blogを始めた手応えの一部だったと思うので、ちょっと寂しい感じはしますが、まあ楽になるのに越したことはないし(^^)
何はともあれ、日本語版が楽しみです↑(^^_)ルン♪

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