長女の誕生日

今日は長女の3回目の誕生日だ。
昨日保育所で誕生日会をやってもらったようだが、本人はわかっているのかどうか…
「さんしゃい(3歳)」と指を折ってはいるが(^^)
家の誕生日会は、明日になりそう。
さて、長女が生まれた3年前、僕は身体をこわし、しばらく仕事を休んでいた。
出産って、予定日はあるものの、いつやってくるかは神のみぞ知る…
体調の面が心配だった僕は、心構えを主治医に聞いたところ、ただ一言「諦めなさい」。
…この一言で覚悟は決まった。なるようにしかならない。
陣痛は夜中に始まり、生まれたのは明け方の4時。
当日の様子はこのエントリーを参考にして頂くとして、午前8時には母子とも家に帰ってきたのであった。
小雨の降る朝だった…
Ajisai
去年に引き続き、あじさいの写真。
今年こそ、その理由を話そう。


病休を取っていたこともあり、生まれてくるまでに名前を考えている余裕などなかった。
医者から勧められたウォーキングをしていると、道ばたに紫陽花が美しく咲き誇っている。
緑の葉に、鮮やかな青や紫の花弁…
それを見ていると、ふとこの花から一文字いただこうと思いついた。
紫は画数が多すぎてバランスが悪い、かといって「陽花(はるか)」では芸がないし、しかも僕の「はる」と重なる。
いろいろ考えていると、「陽」が「みなみ」と読めることを知る。
そこではっとひらめいた。
「陽」は太陽。太陽の火と対になるのは、やはり「水」。生命は太陽と水に育まれる。
命を生み、育てる女性そのものである。
しかも、「水」は「み」とも読む。
そのとき、まるで神様が下りてきたように、名前が生まれた。
「陽水」と書いて、「みなみ」。
響きも柔らかく、素敵な名前だ。
決まったのは、出生届け締め切りの日だった…
名前を聞いた人からは、あだち充作「タッチ」のミナミちゃんからとったの?と言われるが、全く関係がない。
結果的に、子ども3人の名前全てを僕が名付けたことになった。
一人一人に思いがこもっていて、語らせたら1時間では足りないだろう(^^)
さて、うちの陽水だが、今ちょうど第1次反抗期でやりにくくて仕方がない…
今夜もお風呂に入れるのに、小1時間かかってしまった(:_;)
でも、これは同時に自我の現れ。大変だけど、ゆとりを持ってつきあっていくしかないんだけど(^^ゞ
何はともあれ、僕たち夫婦にとって、念願の女の子の誕生は、神様からの贈り物。
そして、家に戻る車の中で話したことは、「これから家族5人で仲良く暮らしていこう」ということ。
僕の体調が悪く、出産が終わったその日に家に戻るなんて、無茶なことをやらせてしまった…
でも、いやな顔一つせず、帰ってきてくれたことに、今でも感謝している。
陽水へ、生まれてきてくれてありがとう。お父さんもお母さんも、君がいてくれて本当に楽しいです。
そして、妻へ、いつも苦労させてごめん。最期のその日まで、一緒に生きていこう。

2 個のコメント

  1. Haruさん、こんにちは^^
    お嬢さんお誕生日だったのですね~おめでとうございます!
    とっても素敵なお名前ですね。
    感動してしまいました。
    そして最後に、奥様へ贈られたメッセージ、
    ほんとうに素敵!
    奥様に直接話されましたか?(笑)
    知らずにこのエントリ読んだら、私なら泣いちゃいます^^

  2. 太陽と水、命の源を全ていただきました>陽水
    今改めて振り返ると、3人の子どもの名前にはそれぞれ、「人」「樹」「水」という漢字が入っていて、まるでこの自然界そのものを表しているかのよう。
    知らず知らずのうちに、同じテーマで名付けていたみたいです。
    命名にもこだわりって表れるんですね。
    <奥様に直接話されましたか?(笑)
    話すはずないじゃないですか。そんな照れくさいこと…
    うちの妻はPCを全く扱えないので、見ることはないでしょうね。
    黙って、行動で表すのが男の美学っていうか。
    今夜も妻は仕事に疲れ切って、もう寝てしまいましたが、残った洗い物を片づけておきました。
    男は黙って皿洗い(^^)
    こういう美学は、女の人には理解できるのでしょうか?
    ではでは。

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