W.A.Mozart 生誕250周年シリーズ(1)

紹介が少し遅れてしまったが、1月27日はかのモーツァルトの250回目の誕生日であった。
今年は生誕250年を記念をして、いろんなイベントが行われるようである。
モーツァルト生誕250周年
「軽きが沈み、重きが浮く」と評したのは、小林秀雄だったけ…
大学時代合唱に明け暮れた僕にとって、Mozartは大好きな作曲家。
J.S.Bachとはまた違って、一つ一つの声部に人間としての血が通っているのを、歌っていて感じた。
やっぱり、神の申し子、天才だ。
というわけで、僕も生誕250周年を記念して、シリーズでエントリーしたいと思う。
合唱をしていた者にとって、やはりこれを外すわけにはいかないでしょう。

Mozart: Requiem, KV.626/Kyrie In D
John Eliot Gardiner
Philips (1990/10/25)
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モーツァルトの「レクイエム」といえば、バーンスタインやマリナーのものが有名だが(あるいはベームとか)、今回は少し外してガーディナーを紹介したいと思う。
ガーディナーといえば古楽器を使ってのバッハやヘンデルなどの演奏に定評があるが、ならばモーツァルトでも当時の音色に近いものを聴かせてくれるのではないか。
そう期待して、iTunes Music Storeで購入したのだが、楽器の音、各声部の声、ソリストの歌声ともしっかりと立ち上がった演奏で、買って損はなかった。
確かに重厚さはないが、モーツァルトの時代は少人数で演奏することが一般的だったはず。
これがある意味、オリジナルに近いんじゃないかなあ。
まあ、「レクイエム」は未完のまま、モーツァルトは短い生涯を閉じたんだけどね。
次はこのあたりをエントリーしようかな。
あの有名な映画の紹介とともに…
何はともあれ、今夜は早世の天才の調べに酔いしれよう。
僕がこの世を去るときには、フォーレとともに流してほしい曲だ。

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