夜に独り

何もしたくない夜に
モニターに点滅する文字を
ただ 眺めている
わずかな 慰めを求めて
誰かに認めてほしい
強がった体に隠した
柔らかい心が震えている
僕を傷つけた あの言葉から
まだ 自由になれないでいる
時折 僕を焦燥に駆り立てる
僕はいつも独りだと…
このままでも 生きていける
そんな 開き直りの中


疲れてしまった夜に
届かないメールの文字を
ひたすら 待っている
優しい気持ちを 読みたくて
誰かと繋がっていたい
突き放した掌の中から
求める想いが こぼれ落ちてく
あなたを傷つけた 僕の言葉は
まだ 心の中を巡っている
時たま 僕を不安に陥れる
僕は自ら独りだと…
あなたとともに 生きていきたい
夜に独り 偽らない自分

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