久しぶりに

tonetalkを更新したい気持ちになって、Macの前に座っている。
この4月からの生活の変化が激しくて、なかなか生活のリズムが掴めずにいた。
僕の近くにいる人は、大した変化は感じていないかもしれないが、僕にとっては目が回るような、頭が分裂してしまいそうに忙しい1ヶ月ちょっとだった。
一番大きい原因は、娘が通う保育園の保護者会会長を引き受けたことだ。
tonetalkでも何度か触れてきたが、市が強引に進める民営化の流れの中で、今年の4月から娘の保育所は民間委託された。
これまで2年間、民営化問題に取り組んできたが、自分の本職の仕事が大変な中でもよくやってきたと、自分でも思う。
しかし、それは民営化問題のみに取り組んでいて、保育園全体の問題に必ずしも意識がいっていたわけではない。
民間委託1年目というややこしい時期に、自ら会長という役職を引き受けようという人なんて、なかなかいない。
僕だって、2年間役員をしてきたので、今年は引き受ける必然性はない。
でもある意味、民営化に関して一定方向性をつけて、ここまで引っ張ってきたのは僕でもあるので、最後の1年に責任をとるのも、また必然だと思った。
なので、会長職を自ら引き受けたわけだ。


しかし、人にはそれぞれ適性というものがある。
僕は基本的に組織のトップに立って、人をまとめていくタイプではない。
どちらかというと、トップの人をサポートして、実務で支えたり、方針を出したりする方が向いている。
これまでの2年間はそういう役割分担で、上手くやってきたところもあるのも事実だ。
そういう僕が、組織のトップに立って、保護者会のいろんな行事の方向性や、問題の解決・調整にあたりながら、民営化問題にも取り組むという、自分にとっては初めての経験に向き合っている。
これは、思った以上に大変な仕事だ。
今夜は役員が集まっての2時間にわたる会議。
大人の会議も、それはそれで大変だ。意見の調整もしつつ、一定の方向を出さなくてはいけない。
つくづく、自分には向いてないなあ、と思った次第だ。
でも考え直してみれば、これはなかなか経験できない、いい機会とも言える。
僕は「役割が人を作る」という言葉が好きで、この仕事を通して、「新しい自分」に出会えることを、期待しているところもある。
僕自身が、会長をする中で変わっていくところもあるだろうし、今はまだぎこちない役員会の人間関係も、積み重ねる中で深まっていくこともあるだろう。
これまでもそうやって、新しい人間関係を積み重ねてきたことも確かだ。
そして、その中で繫がった人たちが、今の僕を支えてくれていることも、また確かだ。
だから、これから自分がどう変わっていくのか楽しみにしつつ、この仕事に取り組んでいきたい。
このところ、夜更かしもやめて、朝早く起きて、保護者会の仕事を片付けるようにしている。
その方が体調もましだし、生活のリズムも整えやすい。
今年は、ちょっと自分を変えていきたいと思う。
新しい役員会の中でも、すでに一緒にやっていけそうな人が何人か現れてきている。
そう、行動を起こせば、必ず人のネットワークが立ち上がるのだ。
今年も人間関係の広がりに期待しながら、きっと大変だろうけど、楽しみながら泳ぐように生きていきたい。

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