種を撒くこと

今日、娘が卒園した保育園の保護者会の役員会に参加して、最終的な引き継ぎを終えることができた。
新しい会長のもとで、更にいい保育園を作っていってくれればと思う。
役員になった方と話をしていると、保育園との直接契約制度など、国の保育行政の大きな変化の中で不安で何かしなければとは思うけど、何をしたらいいか分からず悩んでいるとのこと。
でも、そういう意識になった時には、その人はすでにリーダーなんだ。
僕のもとで去年役員をする中で、いろいろわかってきて、何かしなくてはと今年も役員をしてくれた。
意識が高まるといろんなことが見えてきて不安になるけど、だからこそ繋がり合うことが大切なんだと思う。
僕の後を引き継いでくれた人も、一緒に3年間民営化に取り組んできた人。
人は行動する中で、認識も育っていく。
振り返れば、僕は種を撒き続けてきたのかもしれない。
その種が、確かに芽を出しつつあることを感じた夜だった。


仕事で下見に行った場所の桜。
僕の職場も20代の若い人をたくさん迎え、ムードが変わってきている。
その人達が、教育の意味に目覚め、繋がり合い、よりよい学校を作ってくれるように。
そう、これからも僕は種を撒き続ける人でありたい。

コメントを残す

メールアドレスは公開されません

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください