佐野元春

アップルが佐野元春へのインタビューを取り上げていた。
僕は何を隠そう、佐野元春の大ファンである。
高校時代に初めて「ガラスのジェネレーション」を聴いてぶっ飛んで以来、ずっと追いかけている。
「つまらない大人にはなりたくない」というフレーズは、未だに僕の生きる指標の一つだ。
彼の「Visitors」というアルバムが発表されて、早20年ということ。
もうそんなになるのか。
そういえば、初めてこのアルバムを聴いたときは、それまでの佐野元春のサウンドとの違いに、またぶっ飛んだが、「Complication Shakedown」には80年代の、人間同士のコミュニケーションが少しずつ壊れていく空気が十分表現されていて、何回もターンテーブルを回したものだ。
彼もMacユーザとのことだが、Macが生まれて20年、平中悠一がデビューして20年、僕が成人して20年…。
なんか、いろんな共通点を感じるなあ(^^)


その佐野元春の1984年に制作された「Complication Shakedown」のビデオクリップが、QuickTimeムービーで公開されている。
ずっとお蔵入りだったそうだ。
古さを感じさせない映像や構成、さすがその時代の先端を行く佐野元春だなって思った。
この年はかの有名なAppleの「1984」というCMがスーパーボールで流された年でもある。
今年のExpoで再放送されたが、今見ても古さを感じさせない。
むしろ、この20年間、見た目はいろいろ変わったが、本質的な部分ではたいした変化はなかったと考えるべきなのかもしれない。
国家というシステムは、ますます管理的・中央集権的になっていくし…。
コンピュータの世界も、独占的状態はますます強まっていくばかり。
Macというツールを選ぶ人たちは、どこかアウトサイダーというか、時流に流されずに我が道を行く人が多いって気がする。
これも、Macユーザの誇りの一つかな(^^)

8 個のコメント

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  1. はじめまして!私も佐野さんのファンです。
    私はVAIOユーザーでmacではないのですが、やっぱり使いたいですね。実際、佐野さんに影響されてmacという友達も多いです。
    ではまた!

  2. あすかさん、初めまして。
    お越しくださり、ありがとうございます。
    実は僕自身、MacとWinと両方使っているのですが、やはり創造性を刺激されるのは、Macですね。
    趣味の曲作りはMacですし(しばらく新曲を作る余裕はありませんが…)。
    Blog上で交わされていた新作のCCCD問題も、いい方向に収束されたようですし、一ファンとしてお互いこれからも佐野さんを応援していきたいですね(^^)
    では、これからもよろしくお願いいたしますm(__)m

  3. Haruさん、トラックバックありがとうございます。
    僕自身は「コンプリケーション・・・」のビデオクリップはあんまり良い出来だとは思えませんでした。人それぞれですね。
    でもVisitors自体は今も色あせない普遍的な新しさみたいなものを感じます。

  4. コイッチさん、お越しくださり、ありがとうございます。
    僕の場合、高校時代や大学時代に聴いた佐野元春(それは、Heart Beatなど初期の作品が中心ですが)と、働くようになってから聴いた彼の作品(ナポレオンフィッシュと泳ぐ日など)、その時代ごとに自分のいろんな思い出と重なっていて、やっぱりずっと好きなアーティストだなって思います。
    仕事柄?、Young Bloodsなんて、聴く度に心が熱くなりますし(一人だけの夜にさよならってフレーズにじんとしたり)。
    何はともあれ、今度はコイッチさんのBlogに立ち寄りますので、よろしくお願いいたします。
    では!

  5. 僕の佐野元春体験

    あすかさんのSUNDAY MORNING BULE で Modern Syntaxさんが日本の最も偉大なロック・ミュージシャンは・・・というトラパネタを募集しているのを知った。 正直言って、好きなミュージシャンはたくさんいるが偉大なロック・ミュージシャンなんて思い浮かばない。(海外なら思…

  6. モダシンです。トラバ感謝です。
    Complication Shakedownのビデオって見たときありますよ。初お蔵だしって違うんじゃないかなあ。
    ちなみに私はすっごい元春ファンです。
    ハートランドからの手紙とか大好きです。
    なんかいろいろグッズ持ってます。
    Visitorsの歌詞は全部覚えています。
    カセットブックというReading Poetのやつも持ってます。でもCharが好きです(笑

  7. nagasawaさん
    「Truth80-84」に一部「コンプリ」のプロモが収録されているので、それではないかと思います。フルで収録は初だそうです。
    カセットブックは「エレクトリック・ガーデン」ですね(^^)

  8. >nagasawaさん
    初めまして!
    お越しくださり、ありがとうございますm(__)m
    僕も佐野さんの本を持っています。
    彼が語るミュージシャンのLPを片っ端から聴いたこともありましたね。
    ブルース・スプリングティーンも佐野さんを通して好きになりました。
    ポエトリー・リーディングも、佐野さんから知った次第。詩は読むのではなく、語るのだという確信を深めたのも佐野さんのおかげです。
    詩を書くのが趣味の僕にとっては、ホントに影響力の大きい人です。
    >あすかさん
    さすが詳しいですね(^^)
    佐野さんの言葉の組み合わせには、いつもどきっとさせられる場合が多いです。
    あの感性、やはり天性のものか…
    僕も久しぶりに、新曲を作ろうかな?
    実は、詩を書いて、曲をつけるのが趣味なんです。
    よろしければ「奏でる」をクリックしてみてください。
    ではでは。

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