バンビと懐かしい「モノ」達

休みになると、決まって体がだるくなり、「ぼんやりしていたい」と思うのだが、子ども達がじっとしているはずがない。
昼過ぎに雨が上がると、「どっか行こう!」の連発…
心に「えい!」と居合いを入れて、おきまりの五月山公園に遊びに行った。
妻から「五月山動物園」の鹿に子供が生まれたと聞いていたので、早速見に行った。
いるいる! 小さいのから中くらいまで。かわいいなあ。
鹿達は夏毛で、茶色の中に白い斑点がきれいだ。
中でも、一番小さい子鹿にファインダーをあわせた。
こっちを振り向いた瞬間に、パチリ。
なかなかりりしい姿だ。
sika.jpg


公園内には、まだNHKの朝の連続テレビ小説「てるてる家族」のロケセットが展示されていた。
自分の出身地でありながら、ドラマはちっとも見ていなかったのだが、昭和30年代から40年代の池田市を舞台にしていたらしい。
その当時の栄町商店街の様子を再現したセットで、実際の撮影にも使われたものだそうだ。
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入ってみると、いやあ懐かしいモノがいっぱい。
子どもの時は、こんなモノがあったなあ…
思わずシャッターを切っていた。
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リアカーだ。
これを引きながら、行商していたおばあさんがいたなあ。
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昔の公衆電話と言えば、これ。
近くのたばこ屋(こんな言い方も古い?)にもあったな。
10円玉を入れて、ダイヤルを回したもんだ。
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そして、懐かしい「赤ポスト」。
これは実際に使用されていて、ここに投函すると、ちゃんと郵便局員が回収に来てくれるそうだ。
なかなか、粋なサービス…
高度経済成長前の、まだ素朴な時代の記憶がかすかに残っている…
僕たちが、その最後の世代かもしれない。
あの頃は、もっと時間がゆっくり流れていたような気がする。
ちなみに、池田市は「チキンラーメン発祥の地」でもある。
「インスタントラーメン発明記念館」もある。
結構、歴史のある街なんだ。
住んでいるときには、ちっとも意識しなかったが。
やっぱり、「ふるさとは遠くにありて思うもの」なのかな…

2 個のコメント

  1. どっか行こう! キライな言葉です。w
    だから、アウトドアー派の女の子とはおつきあいしませんでした。つかれるも〜ん。あはは。

  2. コンクさんにしては、意外な言葉。
    畑仕事の精を出して、十分アウトドア派だと思ってましたが…
    まあ、僕は基本的に出不精なんで、家でごろごろしてしている方が好きって言うか…
    でも、これでも昔はボーイスカウトしてたんで、趣味は一応トレッキングです(^^)
    「どこか行こう」って言い方が疲れるんですよね。
    行き先をはっきり指定してくれれば、こっちは気が楽なんですが。
    「じゃあ、ここはどう?」って連れて行くと「つまんない」と言われたりして。
    「じゃあ、どこがいいんだ!」なんて会話に…
    …変な話になってきました。まだ酔ってませんよ(^^)
    では!

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