130年ぶり、「金星の日面通過」

今日の午後、日本の各地で実に130年ぶりの「金星の日面通過」が観察された。
要は、地球・金星・太陽が一直線に並ぶわけで、金星がまるでほくろのように、太陽の表面を通過していくのである。
大阪で始まったのは午後の2時11分頃のようで、そのころ僕は仕事の真っ最中で観測なんてしている場合ではなかった。
うーん、残念。
金星が太陽の表面に入った瞬間に、黒い滴のように見える「ブラックドロップ現象」が観測されたそうである。
黒点とはまた違って、何か不思議な感覚にとらわれる画像だ。
僕のように今回見逃してしまった人は、アストロ・アーツにアクセスすると、日本各地のいろんな人が投稿した写真が見られる。
見ているだけでも、幻想的な気分に浸れる。
やっぱ、宇宙って神秘的でいいよな(^^)
今度日本で観測できるのは、2012年6月6日だそうだ。
これを逃すと、113年後の2117年12月10日になる。
こういう、日常とは違った時間感覚も、天文観察の醍醐味だろうね。

3 個のコメント

  1. こんばんは
    大阪では見られなかったですねー、残念。
    アストロ・アーツ見てきました!
    こんなHPもあるんですね。
    飛行機と太陽と金星の写真が素敵でした~。
    次回は8年後かな?
    ちゃんと覚えておこう(笑)

  2. コメント、ありがとう!
    今日は「ああ、夕焼けがきれいだ」と思うまで、空を見上げている余裕なんてありませんでした(:_;)
    人様の写真を見て、満足しております…
    日々に忙しさにつぶされそうになるとき、こういう宇宙の話題に触れると、「まあ、人間なんてちっぽけなものだ」って、どこかほっとするというか…
    Hinaさんの空の写真も楽しみにしております。
    これからもよろしく!

  3. ケータイで撮った金星日面通過

    金星日面通過 15:14、ETX-105EC(LV25mm、QV-3500EX、Solar Filter”STSF105″)、ケータイ(P251iS) これは、下のリンク先ページにあるQV-3500EXで撮っている時。 http://etx.galaxies.jp/modules/news/article.php?storyid=102……

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