僕は基本的に文章を書くのが好きなので、今でも折りがあれば自分の気持ちを文章に書いている。書くと自分の気持ちがはっきりしてきて心が落ち着く。まあ、認知行動療法の一環でもあるけどね。

同時に、詩もまた書くようになった。これまでの経験では、詩を書くときにはあまり精神状態がよくないことが多いが、まあ隠したって仕方がない。詩の形式の方が表現できることも多々ある。SNSによっては危険人物使いされるだろうけど、自分の気持ちを言葉にできない方がより危ないと思う。

気持ちを言葉で掴むのは難しい。言葉は概念だけど、心は感情だ。掴んだと思った瞬間、心は指の隙間をすり抜け、どこかに消え去ってしまう。だから、僕は詩を書く。詩ならば、まだ掴んでおけそうな気がするから。

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僕と一緒にいたら
君も不幸になっちゃうよ
僕には悪魔が憑いているから
そう言ってあなたは
さびしそうに笑った


私は何も言えなかった
確かに私は
あなたが重荷だった
理解できない言葉の羅列
聞く度に違う内容


じゃあねとあなたは言うと
暗い海の中に沈んでいった
月もないのに
あなたの姿だけははっきり見えて
でも手は届かなかった


あなたは胸まで水に浸かると
私を振り返って
口の動きで
「さよなら」と言った
それが最後だった


私の何が悪かったんだろう
あなたの何が悪かったんだろう
懸命に生きてきたのに
あんなに明るかったのに
一緒に生きていくはずだったのに


帰ってきてなんて
そんなことは言えない
やはりあなたのことはわからない
あなたの前で叫びそう
私にも悪魔が憑いているんだ


わかりあいたい
わかりあえない
それは努力不足?
私のせいなの?
それともあなたのせい?


魂を渡しても意味はない
そんなことしたら二度とわかり合えない
だから私は待つことにした
あなたが月光の中 海から上がってくる時を
魂が自由になる時を

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