イラクに大量破壊兵器はなかった

久しぶりに堅い話題をエントリ。
予想していたとおり、イラクに大量破壊兵器はなかったという、アメリカの調査団の最終報告書がだされた。
「イラクに大量破壊兵器の備蓄なし」米調査団が最終報告(asahi.com)
詳しい内容は上のリンクを読んでもらうとして、これでブッシュ政権が主張していた戦争の正当性が、根底から崩れたわけだ。
tonetalkでは、一貫して「イラク戦争」の不当性、即刻の撤兵を訴えてきたわけであるが、大義が全て崩れた今、すぐにでもイラクに派兵している国々は軍を引き揚げ、イラクの人たちによる民主的な政府の樹立に力を尽くすべきだろう。
ブッシュ自身は未だに自分の正当性を主張しているようだが、さすがはアメリカ、大統領が何と言おうと、事実に基づいて判断するという最低限の正義感はあるんだね。
それと比べて、恥ずかしいのは日本政府のリーダー、小泉の態度。
「国連決議に基づいて行動したから正しかった」って?
そんな決議なんて、どこにもなかったのに…
よくも白々しいウソがつけたもんだ。
そして、それをつくこともしないマスコミ…
大の大人達がこんな態度で、子ども達に「ウソをつくな」なんて教えることができるだろうか。
政治家達も教育のことを云々する前に、自分の言動を振り返ってもらいたいものだ。

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