スマトラ沖地震・津波、死者約３万７０００人…

昨日ニュースで知って、その被害の大きさに驚いたスマトラ沖地震だが、一晩明けてだんだん明らかになっていく実態に、心が痛むばかりである…
ハーバード大は今回の地震のマグニチュードは9.0と算出したそうで、阪神大震災の6.9の1600倍になるそうだ。もちろん、この計算についてはいろいろな結果があるわけで、気象庁が公表している7.3との比較だと360倍になる。
どちらにしても、想像を絶する規模の地震であったことは間違いない。
津波による被害も大きく、目撃者によると１０メートルもの波が来たとのこと。これでは逃げられない…。
日本人の方も現段階で１１人が犠牲に、まだ２３人の安否が不明という。
被害に遭われた方の、安全を祈るばかりである…
特集：スマトラ沖地震（asahi.com）

新潟中越地震では、僕の学校の生徒会で募金活動をして８万円を超える義援金を集め、被災地に送った。
今回に地震を被害を目の当たりにして、同じように何か取り組みをするのもいいが、これだけ頻発する地震、もはや他人事ではない。
阪神大震災でうちの実家も屋根が半壊し、ブルーシートを張って雨漏りと闘う日々を送ったわけだが、こんな個人の力でどうしようもない被害にあったとき、国や自分の住んでいる町は何をしてくれるのか。
個人の財産は個人で守れ、ではあまりにも冷たすぎる。
今自分の住んでいる町で大地震が起きて、被災したら、いったいどんな保障があるのか。
そういうことを考える中で、この国の災害対策に気づかせていくことも、ボランティアと同様大切のように感じる。