父親が古希を迎える

暦の上では立春を過ぎたが、かえって寒さが厳しくなった大阪である。
さて、僕の父が古希を迎えた。昭和11年2月3日生まれの70歳。
節分に生まれた父は、ある意味いい誕生日を持っていると思う。
子ども・孫が集まって、長寿を祝った。
いわれは有名な杜甫の詩「人生七十古来稀」にちなんだものらしいが、確かに70年生きたということは、それだけでも価値あることだろう。
うちの父は某旧帝国大学の名誉教授。
お礼の挨拶がつい講義調になるのは、長年の癖だろうが(^^ゞ、生まれたその2月にあの2.26事件があったということを聞くと、父の人生は激動の昭和とぴったり重なったいるんだと、改めて感慨深いものがあった。
まあ、多くの人にとってもそうだろうが、特に息子と父親の間にはいろんな確執があって、ここには書けない生臭いぶつかり合いが、お互いに間にあったのは確か。
でも、もう父も年を取り、4人の孫に囲まれてご満悦の顔を見ていると、人間という存在の奥の深さを感じる。
もう過去のことを云々するのはやめよう。
今はただ、長生きをして、いいおじいちゃんとして人生を楽しんでほしいと願う。


さて、今日のお祝いの場所に選んだのは、箕面にある「日本料理 夕月」。
実はここのオーナーのお子さんがアレルギーで、僕の長男と同じ医者に治療してもらっている。
だから、そういう子どもたちも安心して食べられる日本料理を出してくれるのである。
子ども向けだからといって、手を抜かず、見た目も味もおいしく作ってくれる。
Yugetsu
アレルギーの子を持つと、本当に食べること、特に外食には気を遣う。
その分、親子共々安全なものを食べられるのだが、たまには外でおしゃれなものを食べてみたいのも人情。
近くにお住まいなら、是非一度足を運んでほしい。
もちろん、大人向けの料理も、繊細でおいしい。
日本料理 夕月
詳しいことは下記を参考に。
「日本料理 夕月」

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