教育基本法改悪案が強行採決

クーデターは、何も戦車や鉄砲などなくても、数の論理だけで行われる。
今日、日本国憲法に違反している「教育基本法改悪案」が可決・成立した。
改正教育基本法:自公などの賛成多数で可決、成立:毎日新聞

政府・与党が今国会の最重要課題と位置付けてきた改正教育基本法が15日の参院本会議で自民、公明の与党の賛成多数で可決、成立した。同法の改正は1947年の制定以来初めて。改正基本法は前文で、公共の精神の尊重を強調、教育目標に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」との表現で「愛国心」を盛り込んだ。政府は、来年の通常国会に学校教育法や教員免許法の改正案を提出し、教育改革を本格化させる。

「政府改正法案は自民党新憲法草案の精神と一致する」と文部科学大臣が認めているように、これは現行の日本国憲法の精神に違反するものだ。
憲法遵守義務のある国会議員として、してはならないことをしてしまった。
これをクーデターといわず、何と言おうか。
同時に、防衛庁を防衛省に昇格する法案も可決。
この次に来るのは、憲法の改悪、第9条が変えられ、戦争できる国に。
そして、徴兵制…
すやすや眠る子ども達の寝顔を見つめながら、考えた。
親は、自分の子どもを戦場で人殺しをさせるために、育てているのではない!
今回のスピード審議は、逆に言えば自民・公明与党の焦りを表している。
これ以上審議を伸ばせば、タウンミーティングでのやらせ発言など、どんどん改悪の根拠が崩れていく。
どの世論調査でも、徹底審議を求める国民の声の方が多い。
強行採決した与党は、国民との矛盾に更に追い詰められるだろう。
ここに、希望を見出そう。
子ども達をとともに、笑い、泣き、一緒に成長しているのは、紛れもなく、僕たち親だ。
子どもは、国のものではない。
愛する子ども達の未来のために、親たちが繋がっていけば、きっと日本はよくなる。
希望は、心の中にあるのではない。
それは、人と人の間にあるのだ。
教育基本法「改正」情報センター

2 個のコメント

  1. トラックバックを送ったのですが何度もエラーが出てしまいます。
    関連した内容を書いたので紹介しておきます。
    http://shiozaki.info/mt/archives/2006/12/post_838.html

  2. しおちゃんマンさん、こんばんは。
    TBの件、ご迷惑をおかけしています。
    トラックバックスパムはいくらでも来るのですが…
    データベースを再構築してみました。
    これでもう一度、TBを送ってみてください。
    お願いします。
    それでだめなら、MySQLサーバの乗り換えを検討します。
    ではでは。

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