今夜は世界中の子どもたちにとって、待ちに待った日だ。
赤い鼻のルドルフが夜空を照らしながら、サンタが世界の空を舞い走る。
うちの3人の子どもたちも楽しみにして、昨日の夜からサンタさんへの手紙を用意して待っている(さすがに、11歳になる長男はその存在を半分疑い始めているが…)。
なのに、せっかくのイブに6歳になる長女が嘔吐が治まらず、病院で2時間の点滴…。
クリスマスのディナーも食べられずに、青い顔をしてぐったりしている…。
その様子を見て、お兄ちゃん二人が「妹が早く良くなりますように」とサンタさんの手紙に書き加えている…。
大丈夫だよ。
3人のところにも、ちゃんとサンタは来るからね。
サンタは子どもが大好きだから。それも、他人思いの優しい子どもをね。
病院へ行った妹を心配しつつ、眠りについた息子たちの寝顔を見ていて、僕はもっと大切な「クリスマス プレゼント」を子どもたちに贈るべきだと思い始めていた。
それは、安心して病気になったり、安心して遊べたたり、安心して年をとることのできる社会…
この市も、この府も、どんどんおかしな方向へ向かっていく中で、大人として何ができるか、足下から考えていこうと思った。
この街に生まれ、育っていくだろう今と未来の子どもたちへ、最高のものを遺していけるように
それが、きっとグランサンタが一番贈りたいものだろう
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