イラクで日本人3人が人質に

最近の新聞で、イラクの不穏な状態が伝えられていたが、ついに心配していたことが起きてしまった。
日本の民間の方3人が、イラクで反米犯行グループによってとらわれの身になってしまった。
3日以内に自衛隊を撤退させなければ、3人の命の保証はないという…
こういう卑劣なやり方は断じて許されない。
同時に、小泉首相・日本政府の無責任な対応も許されない。
同胞が異国の地で命の危険にさらされているのに、どこまでアメリカの言いなりになっているのか。
自衛隊撤退の決断をする勇気もないのか。


この事件があってすぐに、アメリカの高官が「日本が自衛隊を撤退させることのないように」と発言していることが報道された。
日本政府はどっちも向いているのか。
人質の3人は、みなさんイラクの人のために、身を粉にしてがんばってきた人ばかり。
このような誠実な人たちを見殺しにすることは断じて許されない。
家族の方も、「撤退も選択肢に」と涙ながらに会見していた。
なのに、自身の政治責任を問われて「自分の責任ではない。国の問題だ」と言い訳する姿は、あまりにも見苦しい。
いろんな国がどんどん撤退を決断していく中で、日本もまず自国民の命を守る国になってほしい。
自分の国の国民も守れなくて、何が国際貢献か。
目を覚ませ。
本当に腹がたつ。

4 個のコメント

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  1. イラク邦人誘拐

    とうとう恐れていた事が起きてしまったイラクでの邦人3人誘拐。 犯人グループは自衛隊の3日以内の撤退を条件に出し、応じなければ3人を焼き殺すと言っている。 そして福田官房長官は記者会見で自衛隊の撤退には応じないと表明した。 救出に全力を挙げると言っているが…

    • 矢野 on 2004年4月12日 at 7:51 PM
    • 返信

    どうもです!
    ある程度予想できた事というか何というか…
    たしかに、小泉首相が退かなかったというのも少し問題ですが、もしすぐに退いていたら、「日本人は人質さえとれば、侵略できる」なんて、海外のテロリストたちに思われたら、それこそ大問題ではないでしょうか?

  2. 東京近辺の人はいますぐ国会へ!

    速報: 人質3人、ファルージャ近くで解放予定 but 米軍の攻撃で阻害 WPN集会で報告 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040412-00000087-kyodo-soci 共同 2004.04.12 News   NGO「解放声明は有効」   米軍の攻撃で阻害と犯行グループ のニュースはごぞんじで…

  3. 一部に「自業自得論」があるようですが、この場合はちょっと違うと思います。
    人質になった3人は、誰もイラクの人たちのために、ボランティアなどで活動していた人たちです。
    本来、イラクの復興はこういう人たちや国連を中心にして行われるべきだったのであって、アメリカが自国中心に戦争を進め、要請されるがままに憲法を踏みにじって自衛隊を送り込んだ日本政府こそに、大本の責任があるわけです。
    だから、この事件で撤退を余儀なくされる日本政府こそ「自業自得」であり、人質になった人たちは、国の都合で犠牲になった人たちです。
    ここを見誤ると、結局ブッシュと小泉に利する議論になることを注意しなくはいけません。
    それと、ここで撤退することは「勇気ある決断」であり、国際社会ではかえって地位を上げることになるでしょう。
    今、予断を許さないとはいえ、解放に向けて事態は動いていますが、これも平和的解決を望む多くの人たちの行動の結果だと考えるべきでしょう。
    では。

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