2017年5月17日から、動画配信サービスの「フールー」がリニューアルを機に、ドメインを「hulu.jp」から「happyon.jp」に変更した。
僕も早速、ブックマークを登録しなおして、アクセスしてみたのだが、何と「Firefox」で動画が再生されなくなっていた。
何ということ! 僕はずっとFirefoxを愛用してきたので、これは痛い。今回のリニューアルで、Firefoxは動作環境から外されたようだ。
firefoxは下のように、最新版をインストールしている。
もちろん、「Chrome」や「Safari」からは、問題なく再生される。
現在、Firefoxがどのくらいのシェアがあるのか気になったので、ググってみた。
Chromeが断然のトップだが、Firefoxの国内のシェアは3位である。
バージョン違いの6位の分と合わせると、14.63%になる。4位以下のブラウザと比べても、決して少ない数字ではない。
フールーは、リニューアルに伴って、これだけのユーザーを切り捨てたのだ。
何とも、気分の悪い話である。
第2位のIEでは問題なく再生されるのか気になったので、vmwareでWindows 10を立ち上げ、IEでアクセスしてみた。
その結果が、以下の通りである。
仮想化環境だがら、ネットスピードが十分でなく、再生できないようだが、同じ動画配信サービスの「Netflix」は、問題なく再生される。
リニューアルされて、軽くなるのではなく、更に重たいサービスになってしまったようだ。
WindowsでIEを使っている人は、「画像がざらつく」などのストレスを抱えて、フールーを見ているのかもしれない。
ついでに、Edgeでも試してみたが、動作環境になく、以下の通りの結果だった。
Windowsの最新ブラウザに対応しないのは、どうかなとは思うけど……。シェアが少ないから、実害はあまりないか。
とにかく、今回のフールーの一件は、いろいろ思うところがある。ネットで検索すると、いろんな考察がヒットするので、興味のある方は、読んでいただきたい。
【追記:2017/05/23】
フールーからお詫びのメールが届いて、リンクをたどってみると、ヘルプに現段階での再生環境が載っていた。
これによると、FirefoxはWindowsでのみ再生できるようである。
Egdeも最新版なら対応しているとのこと。
しかし、ドメインを変更してリニューアルしたのに、お詫びのメールをユーザーに送る結果になるとは、準備が足りなかったのでは。
フールーの今後が心配である。
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