「父親」に徹した週末

最近長男が精神的に不安定である。
小学1年生なのだが、「学校に行きたくない」と朝から泣いてごねることが多くなった。
共稼ぎなので放課後は学童でお世話になり、午後5時半頃に帰ってくるのだが、その時は両親とも帰っておらず、暗い家の鍵を自分で開け、独りで過ごしている。
心に寂しさを溜め込んでいるのかも知れない…
金曜日は頂点に達したのか、朝から大泣き。
土曜日は仕上げたい仕事があったのだが、学童を休ませ、一緒に過ごすことにする。
もちろん、長男だけでは下がひがむので、次男・長女も休ませ、子ども3人と過ごす久しぶりの土曜日。
妻は朝7時からの勤務なので、6時半にいなくなる。
朝ご飯づくりから、僕の「父親」としての1日が始まる…


たまっている洗い物、洗濯物を午前中に片づけ、昼ご飯は野菜うどん。
長男が「手伝いたい」と言って、青梗菜と水菜とちりめんじゃこの炒め物を作ってくれた。
その後は、クリスマスツリーを出して、長男・次男で飾り付け。
いやあ、飾るのは4年ぶりかなあ(^^)
遊びに行きたいというので、近くの公園に行き、長い滑り台に興じ、野球を楽しむ。
夜は妻は忘年会でいない…
子ども達に晩ご飯を食べさせ、TVを見た後、散らかっているおもちゃの後かたづけ。
長男が下の二人を上手く采配しながら、きれいに片づける。
成長を感じた瞬間だった。
みんなで布団にはいると、「昔話をして欲しい」というので「こぶとりじいさん」の話を語って聞かせる。僕が亡くなった祖母から、毎晩聞いた話だ。
すると、長男が「さるかに合戦」を話してくれるという。
ちゃんとストーリーと登場人物を覚えていて、上手に語ってくれた。何か、うれしくなってしまった(^^)
そして、子ども達はすやすやと眠りにつく。
そういえば、今日は変に叱ることもなく1日が終わったな。
こういうゆったりとした時間を過ごすことが、子育てではきっと大切なんだろうね。
久しぶりに「父親」をしたと実感できた土曜日、僕にとっても有意義な1日だった。

3 個のコメント

  1. Haruさん、こんばんは。
    うちも私が、一定期間だけ仕事をしていた頃があって、その間だけ学童へ行かせていました。
    慣れない学童で頑張っている姿を見てちょっと胸が痛みました。
    お兄ちゃん、おうちに帰ってからも一人で、本当に頑張り屋さんですね。
    久しぶりにお父さんと過ごすことができて、また今日は頑張って学校へ行ったかな?
    兄弟みんな休ませてあげるって、素敵なお父さんですね^^

  2. うっうっう、、、ええ話やなー。
    長男君大丈夫だよ、しっかりされてますよ。
    私も育児は楽しみながらしました。
    コメントスパム大変そうなのでコメントするのも憚られますが、、、。(笑)

  3. 暖かいコメント、ありがとうございます。
    >Hinaさん
    子どもって、親に心配かけないように頑張るんですよね。
    親はそれを感じる感性を持っていることが大切だと、改めて思いました。
    「いい子」だと思っていたら、その裏で本人はつらい思いを溜め込んでいるかも知れない…
    子どもの出すサインには、敏感でありたいと思いました。
    月曜日の今日、ちょっとはぐずったけど、元気に学校に行きました。少し安心。
    今の彼の最大の関心事は、クリスマスになっています(^^)
    >papaondoさん
    赤裸々な日記で、失礼しました。
    そうですよね、やはり育児は楽しまなくっちゃ。
    仕事柄、ストレスが大変なことが多くて、最近は僕自身心のゆとりを失っていたのが、だめでしたね。
    長男は、土曜日はしっかりお兄ちゃんしていましたが、日曜日は弟とすごい喧嘩…
    まあ、子どもってこんなもんでしょうね。喧嘩して、仲直りして、一緒に遊んで…、こうやって兄弟でもまれて、人間関係を学んでいくのでしょう。
    大きく構えて、やっていきたいと思います。
    コメントスパム、一段落しました。
    どんどんコメントください〜(^^)

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