Old Macの買い取り価格

この4月に小学校に上がる次男の机が来週届くので、週末はひたすら部屋の整理をしていた。
僕も妻も仕事柄、書籍がたくさんあり、それがどうしても部屋を圧迫してしまう。
加えて、僕の場合コンピュータのソフトやハードが部屋にごろごろしていて、それら一切をこれを機に片付けることにする。
最近は紙のマニュアルが付属することは少ないが、それでも結構な量…
最新バージョン以外のマニュアルは、思い切って捨ててしまう。
結構すっきりした(^^)
ソフトのインストールCDやフロッピーが大量にあるのだが、こちらはどうも捨てにくい…
お金もかかっているし、ライセンス問題もあるから、人にあげるわけにもいかないし…
まあ、これはあまり場所は取らないので、とりあえず残しておくことにする。
さて、問題はもう使わなくなったMacをどうするか…
おいておくスペースもないし。
いっそのこと、中古として売ってしまおうか。


僕が最初に買ったMacはPowerBook 520
今はなきNewer Technology社のCPUアップグレードで、PowerPC 604eに載せ替えている。
試しにSofmapで買い取り価格を調べてみると…
…うそ、買い取り不可…、つまり0円である(:_;)
まあ、これは10年以上前のモデルだから仕方ないか。
気を取り直して、いろいろ拡張し、去年まで使い続けていたPowerMacintosh 7600/200の買い取り価格を調べてみることにする。
これはSonnet Crescendo PCI G3/450MHz/1MBに載せ替えて、メモリーも480MBまで積んでるぞ。
…なんと、やはり買い取り不可、0円かよ…
両方とも、当時20万円を超える値段で購入したんだけどな。
なんか、むなしくなっちゃった。
意地になっていろいろ調べてみると、先のSonnetのCPUアップグレードカードは、2400円で買い取ってくれそうな感じ。
ということは、PCIにいろいろ差している、USB・FireWireポートや、UltraSCSIカードやEthernetカードなどをばらして売った方が、わずかでもお金になるかもしれない…
でも、これって芥川龍之介の「羅生門」に出てくる老婆みたいに、死人の髪の毛を売ってまでお金に換えるみたいで、なんか痛々しい…
十分働いてくれて、元は取れたと思うけど、やはりコンピュータって長く使うものじゃないだろうね。
ちなみに今使っているMac miniの買い取り価格を調べてみると41000円。
と言うことは、これを売って前と同じだけお金を払うと、新しいIntel Mac miniが買える…
買って半年しかたってないけど、もしかしたらこれがコンピュータとの「正しい」つきあい方かもしれない。
これっていいものを長く使うというライフスタイルの、正反対の生き方だよね。
これが現在のPCとのつきあい方ならば、はやくハードもソフトも成熟してほしいと思う。
理想は電話やテレビのように、仕組みなど意識しないほど、ありきたりの存在になってほしいのだけど…

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