2017年4月27日 archive

小説・第3話

高校1年の冬、僕は女の子のことをちっとも分かっていなかった。今は分かっているかと言われると、心許ないが。 その頃興味があったことといえば、詩を書くことや、曲を作ること。リコは好きな彼とつきあっていた。リコにあっけなく振ら …

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