二日前ほど、Mastodonをやってみたが、面白い!
この面白さは昔どこかで経験したことがあるなあと考えていたら、10数年前にやっていたチャットと同じものだった。
当時はIRCやICQなどがあり、グループチャットや1対1のチャットなどができた。そういや、ファイルを送信できるものもあったな。
Mastodonは「グループチャット」と雰囲気的に近い。
どんどんtootが流れてきて、それぞれ絡んでいく。「ふぁぼ」の反応もすぐ来る。
このスピード感は、久しく忘れていたものだ。
これは、選んだ「インスタンス」によっても違うと思う。大阪の中心にしたメンバーが集まっているので、お互い親近感があり、話しやすい。インスタンスに地域に関わったものが多いのも納得できる。
しかも、今日は大阪のインスタンスのオフ会があったようで、参加者やネットから見ている人で大いに盛り上がった。
この感じは、7・8年前に流行った「Brightkite」を彷彿とさせるものだった。
さて、Mastodonだが、発表されたのが2016年7月で、まだ7か月の新しいサービスだ。
基本的にwebアプリなので、ブラウザから利用できるのだが、何かと使い勝手が悪い。やはり、手元にあるスマートフォンから利用できれば使いやすい。
iOSで使えるクライアントアプリはかなり充実してきて、App Storeで検索すればたくさん見つかる。
いろいろ試してみた結果、僕としては「Tootdon」が一番いいかなあと感じている。
「Tootdon – トゥート検索対応アプリ for Mastodon (マストドン)」
tootの内容を検索できる機能が便利である。僕なんかは「佐野元春」「桂枝雀」などど検索してみて、趣味が合いそうな人を早速フォローしてみた。
アプリの画面は以下の感じである。
使い勝手は、いわゆるTwitterクライアントと変わらない。違和感なく使えると思う。
しかし、Macを使いながらiPhoneでやり取りするのは面倒である。もちろんSafariなどのブラウザからアクセスすればいいのだが、そうすると複数のインスタンスを行き来する時に、タブを切り替えるので動作の無駄が多い。
そこで、macOS用のクライアントがないか調べてみると、ちゃんと存在した。
https://github.com/rhysd/Mstdn/releases
Githubというサイトで配布している。本来なら「npm」といったコマンドを使ってインストールするのだが、そのために他のものをいろいろインストールしないといけないし、時間がかかるので、アプリ版をインストールすることにした。
一番上の「darwin」版をダウンロードし、解凍したフォルダの中にある「Wstdn」アプリを「アプリケーション」フォルダに入れる。
問題はここからで、「Wstdn」をダブルクリックすると表示される「config.json」ファイルを編集しなくてはいけない。
readmeを読んでみると、”mane”にスクリーンネーム、”host”にインスタンスのURLを書き込めばいいとのことだが、何度やっても下のようなアラートが出て起動してくれない。
アラートを見ると、どうも「”」が悪さをしているようである。よ〜く見てみると、”mane”と”host”のところにある「”」の形が微妙に違う。試しに、他の場所から「”」をコピペしてみると、見事に起動した。
そこで、readmeにあるように、”name”と”host”の部分を複数回コピペして、それぞれ書き込んでみると、ちゃんとマルチアカウントで動作した。Accountメニューからそれぞれのアカウント選べば、瞬時に入れ替わる。ブラウザで使うより、断然使いやすい。
僕のconfig.jsonは以下の通り。
「Mstdn」を起動すると、こんな感じ。
なお、インストールに当たっては、下記の記事がとても参考になった。
mastodonマルチアカウントクライアント「mstdn」 導入メモ
では、皆さんも是非「Mastodon」を楽しんでください。
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