クレヨンハウスに行って来ました

盆の最終日、ようやく妻と休みが合って、彼女が行きたいという吹田市は江坂にある「クレヨンハウス」に行ってきた。
落合恵子が主催する、子どものための良質な本やおもちゃ、そして、教育や保育に関する良心的な書籍がセレクトされているショップだ。
一階部分はオーガニックな食品を扱うフロアになっていて、お総菜を買ってその場で食べることもできる。
実は僕は大学では児童文学を専攻していて(卒論は有島武郎の『一房の葡萄』に関する論評でした)、東京の本店には資料の購入もかねて、何回か行ったことがある。
江坂店の存在を知ってからは、機会があれば遊びに行っている。
うちは夫婦そろって、子育てに関する仕事をしているもんで、ここに来ると思わず本やおもちゃに没頭して、時間が過ぎるのも忘れてしまうほどだ。
特におもちゃは、他では手に入りにくい北欧の木の玩具など、トイザ*スなぞ目じゃない子どもの知育にいいものがそろっている。
お勧めの店である。
ところで、当の子ども達は隣の公園で遊びたくて、じっとしておられず、早々に店を立ち去った(^^ゞ
親の心子知らず、だね。

3 個のコメント

  1. クレヨンハウス!
    吹田にもあったとは知りませんでした。しばらく行っていませんが、表参道の本店にはよく行ったんです。絵本はもちろん、他の書籍も落合さんの個性が出ていていい品揃えですよね。ほんと時間を忘れてしまいます。
    それと、Haruさんから私の好きな有島武郎の名前が出たのが嬉しくって。^^;
    有島の生き方には憧れがあります。情死はするつもりありませんが。(笑)

  2. 表参道のお店にしか行ったことありませんが、
    好きなお店の名前を見かけることが出来てうれしいです。
    良質な児童書がキープしてあって素敵なお店ですね。

  3. >うた夢さん
    吹田にもあるんですよ。本店は20年前に行ったきりですが、大阪店もいいですよ。
    こんなポリシーのあるお店って、昨今少ないし、僕は好きですね。
    有島武郎は、僕の大学時代の愛読書です。
    「或る女」「カインの末裔」「生まれ出づる悩み」「惜しみなく愛は奪う」…
    うーん、全てに思い出があります。これだけでいくつかエントリーが書けそうですね。
    卒論は、有島の童話と「惜しみなく…」との関連性を論評したものでした。
    父親となった今、読み返したいのは「小さき者へ」。
    理想主義といわれても、有島の熱い気持ちには心動かされます。
    長くなるので、この先はまた別の機会に(^^)
    >三宅さん
    いやあ、三宅さんも行かれているとは。
    最近、商業主義の店が多い中で、ポリシーを貫いていることに尊敬します。
    日本の良心はここにあるといったら、ちょっとオーバーかな?
    僕のBlogに来てくれる人って、やっぱ、どこか共通点があるんですね。
    当たり前か…
    この出会いを大切に、これからもよろしく!

コメントを残す

メールアドレスは公開されません

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください