ectoを使う上でのちょっとしたTips

僕はしばらく前から、自分のBlogを更新するのにectoを愛用している。

イメージやムービーをアップすると、それを編集するダイアログが現れ、タグを気にすることなく、エントリーの内容に集中することができる。
書いたそばから自動的に保存してくれるので、データが飛ぶ心配もない（ブラウザから書き込んでいたときは、フリーズしてエントリーを失ったこともあった）。
バージョンが2.3になって、少しインターフェースが変わったが、基本的な機能に違いはない。
Drag and Dropで文章の順序も変えられるし、書いたエントリーがどう見えるか、プレビューで確認することもできる。

iPhoto、iTunes、Amazonから挿入する機能もあるが、僕にとっては無用の長物。
それよりも、タグをいろいろカスタマイズできる機能が便利。
つまり、HTMLの知識がなくても簡単に記事をアップできるし、もっと凝りたい人はそれなりの機能が用意されているところがいいかな。
というわけで、使い込んできたecto、このあたりで自分なりのTipsをまとめておきたい。

まず、基本的なところで。
Movable TypeなどのBlogでは、文字コードにUTF-8が推奨されていることが多いが、その場合はまず「ウェブログ」の「環境設定」で以下のようにすることをお奨めする。

「HTMLエンティティでエンコード」のチェックをはずしておくのである。
これだけで文字化け問題のほとんどが解決できる。
問題は「リッチテキストモード」でエントリーするか、「HTMLモード」でエントリーするかである。
ほとんどの場合、「リッチテキストモード」で問題ないと思う。このモードではブラウザで見たとおりに編集できるので便利なのだが、落とし穴があった…
CSSで＜div＞タグを使ったレイアウトがうまく再現できないのである。
僕はamazletを使って、いろんな商品を紹介しているが、そこでのタグがうまく使えないのである。
文章で表現するのが難しいので、画像を見てほしい。
まずは、amazletのリンクをそのままペーストする。

このタグは本来このように表示されなくてはいけない。

なのに、リッチテキストモードでは次のように表示されるのである。

そこで、編集しようとHTMLモードに戻ると、タグの一部が消えてしまっている…

どうやら、閉じた＜div＞タグなどは削除されているみたい…
これは不便。いろいろ試してみたが、解決方法は見つからなかった。
そこで、僕としては「HTMLモード」でエントリーすることにした。これなら、タグ関係の問題は起きないからである。
ただし、「フォーマット」で「Convert Lines Breaks」を有効にすることを忘れずに。
もちろん、MTではこのオプションはオンのままである。
この設定で今のところ、特に問題なくエントリーできているが、もっといい解決方法を見つけた方がおられたら、是非情報をいただきたいものである。