新聞を読む時間を作る

いつも「生活」に追われている感じで、最近は世の中で何が起きているのか、人から聞いて初めて知ることも多い。
長男と次男は5時過ぎに学童から返ってきて、長女を保育所に迎えに行って、帰ってきたらもう7時を過ぎている。
それから晩ご飯を作り始め、風呂に入れて、寝かしつけて…
場合によっては、洗い物をして…
気がついたら、もう11時になっている。
それから、ようやく自分の時間だ。
もともとTVを見る習慣はないし、Macの前に座ってもiTUnesで音楽を聴いたり、DVDを鑑賞したり…
もうそんな時間から、何かパワーのいることをしようという気もおこらないし。
ぼんやりするのが一番しっくりくるのだが、最近はあまりにも世界の動きについていっていない自分に気づき、愕然とすることが多い。


一番ショックだったのは、児童手当の特例給付の対象になっていたのに、それに気がつかず、少なくとも1年間分はもらうことを権利をなくしたこと。
今年、ふと思いついて申請してみたところ、対象になることがわかり、給付をもらうことになったのだが、去年度ももらえていたことが判明。
もしかしたら、もっと前から対象者だったかもしれない…
まあ、転勤する前の3年間は日々「闘い」だったので、そんなことを考えているゆとりなどなかったから、仕方ないのだが。
やはり、人間ゆとり、時間が大切だ。
支配者が国民を忙しくさせ、考える暇をなくす政策をとるメリットを実感した。
そもそも、役所って義務に関してはとやかく言うくせに、権利についてはちっとも教えてくれない。
自分の身は自分で守れってことか…
僕の信条は「Slow Life」だが、今の時代、「ゆっくり生きる」ことも闘いなんだな。
せめて、今社会で起きていることぐらいは知っておいて、ただ流される生活に棹さしたい。
Macでお気に入りの音楽を聴きながら、ビールを片手に、新聞を読む。
これが僕なりの、スローな闘い。

3 個のコメント

    • papaondo on 2006年8月11日 at 12:30 AM
    • 返信

    お久しぶりです。似たような生活ですよ。:D
    引越を期に新聞・テレビとも無い生活を送っています。
    情報源は主にネットですが、必死に追い求めるのではなく適当に入ってくるのに任せている程度です。
    新聞やテレビでのワイドショー的なニュースの無い生活もスローですよ。世の中に置いて行かれてるなんて感じはないけどね。
    >権利・・・ちっとも教えてくれない。
    それこそ教育現場や日常生活で子供達に教えて行かなければいけないのでしょうね。がんばります。

  1. papaondoさん、お久しぶりです。
    わざわざお越しくださるとは…
    こんなブログを読み続けてくださっていることが、何よりも光栄です。これからも、よろしくお願いします。
    >新聞・テレビとも無い生活
    すごいですね。うちはテレビがないと、。子ども達の間が持ちません(:_;)
    共稼ぎで、ほったらかしの時間が長いもんで…
    反省ですね。
    僕も基本的に入ってくるに任せる生活だったのですが、最近の政治にまつわる動きは激しく、特に僕のような仕事をしている人間にとって、今政権は日本をどうするつもりなのか、常に知っておかないと、目の前の子どもに向き合っていけない時代なのですね。
    堅い話になりますが、この2・3年が今後のこの国の進路を決める重要な時期になると思います。
    愛する子ども達の未来のために、僕たち大人のすべきことはたくさんある、そう思う毎日です。
    また、お越しください。こちらからもおじゃましますね。
    それでは。

  2. Haruさん
    こちらこそ、「こんなブログ」はお互い様ですよ(汗
    肩肘張らずに書きたいときに書きたいことを書く!でイイじゃないです。誰に強制されるわけでもなく、仕事でもない。義務もないんだから。
    Haruさんは仕事上、色々と求められることも多いと思います。これはある種、仕方ないかも知れません。だけどやっぱり社会の問題だよね。国や社会ってリヴァイアサンなんだよね。我々が生み出した産物で、それに支配されちゃってる。
    だけどその方が楽だから。自分で考えなくっていいし、責任取らなくっていいから。
    これと戦うにはかなりの勇気と覚悟がいるのかも。
    だけど、無責任かも知れないけど、俺たちそんなとこには居ないよっていっちゃうのもありなのかなとも思う。
    ちょびっとそんなこと考えながら最前線の沖縄に移住したのかも。
    これからも時々遊んで下さい。

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