それぞれの季節に、自分の住んでいるところで採れた食材を食べることが、一番体に優しい。
これが「マクロビオティック」の考え方。
一度体の調子を崩して以来、「Slow Life」を座右の銘にしている僕としては、心から共感できる。
そもそも「Slow Life」という生き方も、イタリアの「Slow Food」という運動から生まれたもの。
これはもちろん「First Food」の対義語である。
うちは幸いなことに、能勢の農家から毎週無農薬の野菜が届く。
今は、菜っ葉が中心だ。
それと、長男がアレルギーを持っているので、調味料を含め、添加物のない安全なものが手に入る店と出会うことができた。
恵まれていると思う。
今夜は僕が夕食作り。
菠薐草、水菜、白菜、エノキを湯がき、白ごまと和え、オーガニック醤油で味を調える。
体がきれいになる感じがする。
一汁三菜が、日本の食事の基本。
ワカメなどの海草は、毎日取った方がよい。
そこで、生わかめを水で戻し、玉葱、もやしとともに、具にする。
玉葱の甘みがおいしい。
さて、タンパク質はカマスの一夜干しを焼いて取る。
最近肉が続いていたので、体が魚を求めていたしね。
しっかり焦げ目をつけて。
焦げも味のうち。
純和風な夕食で、すっかり満足。
実は最近、「マクロビオティック」の「陰陽」の考え方を、もっとしっかり学びたいと思っている。
陰にも陽にも偏らない、中庸な食事。
こういう考え方って、仏教に通じるところもあり、大いに興味ある。
おいしく食べて、心も体も健康になる。
さあ、少しずつ精進していこう。
2 個のコメント
陰とか陽とか、中庸とか。仏教とか。
そういう言葉に、すっかり反応してしまったわたしです。
「マクロビオティック」って、おもしろそうですね。
別の記事で、紹介されていた本を、読んでみようかなぁと思っています。
俄然、興味がわきました。
ひとつの出逢いが、自分の世界をひろげていく……。
そのことが、とても、楽しいことのように、いつも思うのですが、
この記事を読んで、その楽しさのことを、また思いました。
体調は、いかがですか?
実は、わたしは結構よくないのですが……。
わたしも、少しずつ、精進していこうかなぁと思っています。
それでは。Haruさん、おやすみなさい。
お返事遅くなって、申し訳ありません。
僕も実は仏教的な思想が好きで、岩波文庫の中村元氏訳の原始仏典は全部持っています。
陰陽の発想は、マクロビオティックを知る中で興味が出てきて、食材の持つ性質、またそれが調理方法によって変わっていく、それらを組み合わせて、体に優しい食事を作っていく…
医食同源、身土不二という考え方が、東洋的でしっくりくるんですよね。しかも、おいしいし。
やっぱり、食事はおいしいのが一番。
僕としては無理せず、楽しんでいる感じです。
Blogを始めて、出会いが出会いを呼び、自分の世界が広がるのを感じますね。
佐野元春が好きで「sora no
sita*」に出会い、そこから「善右衛門的」を知って、マクロビオティックに出会いました。
こういう楽しさって、やっぱりいいですよね。
でも、自分の中に共感するものがなければ、出会っても気づかないわけで。
そういう意味では、自分の本来持っていたものが、目覚め、広がっていく感じかなあ…
まあ、単純にいろんな人とお話しできるのは、楽しいです。
これからも、いろいろお話ししましょう。
ではでは。