tonetalkでは一貫して、アメリカ追従のイラク派兵に反対してきた。
自衛隊ではなく、平和憲法を持つ国として、もっと主体性を発揮した復興支援をするべきだと考えている。
そのイラクに関して、このところ派兵国に変化が起き始めている。
アメリカ支持の立場を表明してきたイタリアが、自国の世論の力に押される形で、撤退を決定した。
イタリアのイラク部隊、9月から段階的に撤退 首相表明:asahi.com
同首相は、03年11月に犠牲者19人を出した伊警察軍駐屯基地への自爆攻撃や、武装勢力による人質事件などが起きるたびに「テロには屈しない。撤退はあり得ない」と繰り返してきた。その姿勢を大きく変えたのは今月4日、バグダッドで武装勢力に拉致されたイタリア人記者が解放直後に米軍兵士に銃撃され、同行していた伊国防省の情報機関高官が射殺された事件だとみられる。
高まる反米感情を無視できない状況になったようだ。
イタリアは4番目に多く兵士を派兵していた国。それが撤退するとなると、「有志連合」も大きく揺らぐことになるだろう。
時期を同じくして、ブルガリアも撤退を決定したと聞く。
理由は、米軍の襲撃を受け、ブルガリア兵士が死亡したという事件をきっかけにということ。
アメリカの傍若無人ぶりは目に余る…
これで、イラク派兵の「有志連合」は37カ国から18カ国と半分以下に減ることになる。
もともと国際的に支持されていない派兵が、どんどんその根拠を失っている証拠だろう。
さて、日本はどこまでアメリカ追従の派兵を続けるのか。
ブッシュにしっぽを振っている間に、国際的にどんどん孤立していく。
そして、自国民からも突き放される日が来るに違いない。
目を覚ませ、日本!
2 個のコメント
トラックバックありがとうございます。
先日、高遠さんが名古屋に来たのに別の仕事で聞きに行けなかったことを残念に思ってます。その新聞記事はわずかに新聞に載ったんですが。
アンサーという国際団体は、各国の様子をネットに配信してます。
ではまた。
道理のないことは、いずれ多くの人々の支持を失い、消えていくんだなあと実感しました。
でも、ただそれだけではだめで、反対の動きを作っていくことが大切で、じっとしているだけではだめだとも思いました。
先日、憲法・教育基本法を守る集会に参加してきましたが、下から変わっていく力をこの国は持っていると感じました。
Blogでも多くのところで、イラク派兵反対をエントリーしてますからね。
ではでは。