新しい季節の始まりに

この時期は、ありきたりな表現だけど、別れと出会いの季節。同時に、これまでの自分に一定整理をつけ、新しいステージに進む時でもある。
3年間取り組んだ、自分の娘の保育所民営化もある程度のレベルで次の世代の保護者に引き継ぐことができ、大きな仕事をやり終えた気分。
しかし、これまで自分の生活の多くをさいて取り組んできたため、すぐに気持ちの整理がつかないのも事実。
今日、久しぶりに子ども達と映画を見に行き、しばらく公園で遊んだ。こんな時間もなかなかもてない、最後の1年だった。
見上げると、桜がほぼ満開。しばし、淡いピンク色を楽しむ。


今はちょっと心と身体を休めて、空を見上げる時間を大切にしよう。
気持ちはゆっくりと整理して、少し自分をいたわる時間を持とう。
よくやった自分を褒めてやりながら…

歌うように 遊び心を大切に 闘いたい

自分で思うんだけど
公立保育所の民営化に取り組んでから
どんどん生活が忙しくなっている
娘が通う保育所は民営化されたけど
だけど それで何もかも負けた訳じゃない
その中で どのように本道の保育を具体化させていくか
公立であろうと 民間であろうと
子どものために すべきことは一緒
要は 保育の中味が全て
そこで 子どもの全体的な発達を保障すること
保護者の立場で 何ができるか
それに取り組んできた 3年間だった
次に出てきたのは 箕面市の「緊急プラン」
子どもだけではなく 障害者や 老人など社会的弱者を切り捨てていく
34歳の倉田は 箕面をどこにもっていこうとしているのか

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年の初めに

今年も一昨年の大晦日と同じように、12月31日はお酒も飲まずに、除夜の鐘を聞きながら早々と布団に入った。
生憎初日の出は見られなかったけど、いつもより早起きをして、家族でお雑煮を食べて、年賀状で懐かしい人たちとの思い出を楽しんだ。
今年は親族の集まりが元日にないので、ほんと、生まれて初めての何もない1月1日だったかもしれない…。
息子達の書き初めの宿題につきあった後、いつも行くお寺に初詣。
元日に初詣に行くなんて、これもほんと、もしかしたら人生で初めてかもしれない。
実は、厄の時に授かったお守りを、まだお返ししていなかったんだよね。
僕をいろいろ助けてくれたお守りを奉納した後、今度は「身代わりお守り」をいただく。
今年もきっといろいろあるだろうけど、僕のことを守ってくださればと思う。
入場規制をするくらいの人出
行き交う多くの人々の中に紛れ、僕も単なる群衆の一員になりながら
もっと、肩の力を抜いて、今年も自分らしく生きたい
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いいかげんに わがままに
がんばらず あきらめず
そして なげださずに やっていきたい
これが 僕の 今年の抱負

クリスマス プレゼント

今夜は世界中の子どもたちにとって、待ちに待った日だ。
赤い鼻のルドルフが夜空を照らしながら、サンタが世界の空を舞い走る。

うちの3人の子どもたちも楽しみにして、昨日の夜からサンタさんへの手紙を用意して待っている(さすがに、11歳になる長男はその存在を半分疑い始めているが…)。
なのに、せっかくのイブに6歳になる長女が嘔吐が治まらず、病院で2時間の点滴…。
クリスマスのディナーも食べられずに、青い顔をしてぐったりしている…。
その様子を見て、お兄ちゃん二人が「妹が早く良くなりますように」とサンタさんの手紙に書き加えている…。

大丈夫だよ。
3人のところにも、ちゃんとサンタは来るからね。
サンタは子どもが大好きだから。それも、他人思いの優しい子どもをね。

病院へ行った妹を心配しつつ、眠りについた息子たちの寝顔を見ていて、僕はもっと大切な「クリスマス プレゼント」を子どもたちに贈るべきだと思い始めていた。
それは、安心して病気になったり、安心して遊べたたり、安心して年をとることのできる社会…
この市も、この府も、どんどんおかしな方向へ向かっていく中で、大人として何ができるか、足下から考えていこうと思った。

この街に生まれ、育っていくだろう今と未来の子どもたちへ、最高のものを遺していけるように
それが、きっとグランサンタが一番贈りたいものだろう

福祉切り捨ての本性を現し始めた倉田箕面市長

やはり、来たかという感想である。

箕面市が「緊急プラン」という名の下で、市民の生活・福祉を切り捨てる財政改革案を出してきた。

「箕面市緊急プラン(素案)」について

・児童・生徒就学援助、障害者医療食事療養費助成などの見直し
・私立幼稚園児保護者補助金や各種団体補助金などの見直し
・保育所保育料、市立幼稚園授業料、市立施設使用料、ごみ処分手数料、証明発行手数料、市営住宅家賃などの値上げ
・幼稚園1園程度、図書館1館程度、第2市民プール、職員会館を廃止

これらは案のほんの一部であるが、市が認めるとおり「市民の生活にも厳しく切り込む」内容になっている。
未来の世代に負の資産を残さないといっているが、今の財政難の根本的な原因は、手を広げすぎた大規模開発にあることは、誰もがわかっていることである。
今回の緊急プランは、そこに切り込むことなく、子どもや老人、障害者などの社会的弱者に、その負担を押しつける内容になっている。

やはり、藤沢市長の下、公立保育所民営化など、福祉を削ってきた張本人である。
提案の理由も内容も、橋本大阪府知事にそっくりなのは、これが強者の論理だからなのだろう。政治は市民を守るためにあるものという発想が、全くない。

何よりも、今回の提案は倉田市長自身の公約に反するものであることを、自覚しているだろうか?
彼は「子育てしやすさ日本一」を掲げて当選したのである。その結果出てきた案がこれでは、選んだ市民は裏切られたも当然である。
彼は、選挙期間中大規模開発のことに全くふれなかった。それは見直す気が全くないからであり、今回の提案でそれがはっきりした。

強いところには何も言わず、弱いところからむしり取っていく、これこそ「いじめ」の構造ではないか。前にも書いたが、タイプは違うが、橋本知事と倉田市長は同じ思考・行動様式の人間である。

とりあえず、市は市民からの意見を広く募集するということなので、ぜひ市民を大切にする市政を行うことが、市長としての公約を果たす責任であることをしっかりと訴えていこう。

「緊急プラン(素案)」に対する意見募集

緊急プランの中身にじっくりと目を通して、今後tonetalkでも本来あるべき箕面市政の姿を考えていきたいと思う。

橋下大阪府知事の法感覚

橋下大阪府知事がタレント弁護士時代に、母子殺害事件に関してテレビ番組で発した暴言に対して、司法から明確な賠償判決が出された。
asahi.com:「橋下知事に賠償命令 母子殺害事件巡る発言で 広島地裁

判決によると、橋下氏は07年5月27日、民放の番組に出演し、元少年が差し戻し控訴審で、一、二審とは一転して殺意や強姦(ごうかん)目的を否認したことについて、弁護団がそうした主張を組み立てたと批判。「許せないって思うんだったら、弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」と発言した。今年1月までに4人に対し、それぞれ600件を超える懲戒請求があった。
橋本良成裁判長は、橋下氏の「弁護団の主張が創作であり、懲戒に相当する」という趣旨の発言について根拠がなく、名誉棄損にあたると認定。「創作かどうかについて、弁護士であれば少なくとも速断を避けるべきだ」と述べた。
さらに、橋下氏がテレビ番組で特定の弁護士に対する懲戒請求を呼びかけ、不必要な負担を負わせたことは、名誉棄損とは別の不法行為にあたると認定。「弁護人は被告に最善の弁護活動をする使命がある」などとして、橋下氏側の反論を退けた。

素人ながら、この判決のまず重要な点は、橋下知事の言動に対して「弁護士として不適切」と判断した点だと思う。
橋下氏は本来は弁護士。その彼が、当の司法から弁護士のしての姿勢のあり方を指摘されたのだから、これは重大な問題だと思う。
同時に、判決では橋下知事の言動を「不法行為」と断罪している。
弁護士が不法行為をして、そのままでいいのであろうか。
本来なら、弁護士免許を返上して、反省の意を表すべきではないだろうか。少なくとも、同じ弁護士に対して不法行為をしたのだから、それが道徳的な行動だと思う。
しかし、実際に彼の取った行動は次の通り、言葉だけの謝罪である。
asahi.com:「橋下知事「判決が不当とは思わないが…」控訴の意向

橋下知事は「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」と述べ、控訴の意向を示した。

常識的な思考からは、考えられない結論である。
重く受け止め、不当な判決と思わないと言っているのに、控訴するとは、いったい何を考えているのか。

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秋分の日の箕面大滝

久しぶりに箕面大滝まで歩く。
心配していた水量も十分で迫力も変わらず、一安心。


「人工の滝」なんて言われずに、いつまで僕達に涼を与えてほしいものだ。

全国学力テストの結果公表に強く反対する

この学力テストは当初からさまざまな問題が指摘されていた。
生活と学力の因果関係を調べるのなら、抽出のサンプル調査で十分である。
それを全国の小6と中3を全員参加させるのは、子どもたちを序列化させるために他ならない。
それが目的ではないのなら、なぜ都道府県の順位を公表するのか?
今回の騒ぎは、順位の罠にまんまと乗せられた知事と市長に振り回されているのが本質である。
テストには60億円もの予算が使われ、実際の採点・集計は、NTTデータとベネッセが行なう。最初は個人が特定できる集計方法だったが、個人情報が民間企業に流れる問題が国会で指摘され、特定できない方法で行われることになった。
このことからも、このテストは教育を一部の企業に市場として開放することも目的の一つなのである。
今回の問題の特徴として、公表を強要するくせに、府や市からの教育への具体的なフォロー案は何一つ示されていない。公表した場合のデメリットも全く検討されていない。テスト結果の分析も十分なされていない。まず、公表ありきなのである。
このような状態で公表すれば、子ども達は平均より上か下かで一喜一憂するだけだろう。親達は自分の学校の平均点の公表も求めるだろう。十分な方針を持っていない市教委や学校は、さまざまな保護者の要求に振り回されるだろう。
場合によっては、子供の全面的発達を保障するべき学校が、テストの点を上げるだけのこと場に変質させられてしまうかもしれない。
学校間格差がはっきりすれば、親は平均点の高い学校へ行かせたがるだろう。そこに校区自由化が打ち出されれば、公教育はむちゃくちゃになる。
そもそもこの問題は、橋下知事と倉田市長の法を無視した越権行為から端を発している。去年は自主的に非公開を決定した市教委も、市長の一言に簡単に態度を翻し、主体性がないと同時に無責任である。
このような状態で公表しても、子どもと教育に何のメリットもないだろう。
よって、学力テストの公表に強く反対するのである。

橋下知事に追従する、倉田箕面市長

全国最年少の鳴り物入りで、当選した倉田箕面市長だが、彼の個人ブログ「34歳の日誌」の中で、橋下知事への追従の姿勢を示している。
彼が選挙運動中に橋下知事が応援に来た話は有名だし、ブログにもあるように、市長に就任してから直ぐに橋下知事に挨拶に行っている。
極めつけは、橋下知事が「くそ教育委員会」発言をした民間放送は、箕面のタッキーFMであり、その発言をしている彼の横に、しっかりと倉田市長が写っている写真が朝日新聞に掲載されていた。
その倉田市長が、箕面市の教育委員会に対して、学力テストの結果を公表するように要求している。

「34歳の日誌」(倉田哲郎のブログ)

また、各学校にしても、全国や府の平均との比較よりも、箕面市の平均、つまり、同じ市内の学校のレベルに対して自分たちがどういう位置にあるのかを知ることの方が、学校現場の取り組みや、学校間の連携・情報交換を加速するきっかけになるのではと思います。

倉田市長の書いているとおり、教育委員会内では箕面市の平均も各学校の平均もわかっているのである。
それを公表しないことを選択してきたのは、公表することの弊害の方が大きいからである。
箕面市の平均を公表すれば、保護者の心情として「じゃあ、自分の学校はどうなのか?」という疑問が出てくる。
いったん公表すれば、最終的には全ての学校の結果を発表せざるを得なくなる。そのことの重さを、倉田市長にはどれほど実感をもってわかっているのだろうか。

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橋下大阪府知事の不当な教育委員会への介入

「くそ」発言で物議をかもしている橋下知事だが、彼のしていることはそもそも法律を無視しており、法を遵守すべき知事として、あるまじき行為である。
行政が不当に教育に介入しないという戦前の反省を踏まえて、独立して教育委員会が設置されているのであり、予算をたてに恫喝してまで自分の意見を通そうとする橋下知事には、ファシズム的な独裁者の恐ろしさを感じる。
学力テストの結果は学力の一部を表しているにすぎないということは、文部科学省自身も認めていることである。
テストの結果の背景には様々な問題があり、総合的に分析して行くことが大切なのに、公表にのみこだわる姿は、異常にすら見える。
公表しない市町村には予算で差をつけるというやり方は、「等しく教育を受ける権利」を保障した憲法にも違反する暴挙であり、知事として許されるものではない。
橋下知事の権力の暴力に屈することなく、各教育委員会は教育の本筋に立ち返り、自主的に判断してほしい。